

浮世絵が最も成熟し、黄金期と呼ばれた天明・寛政期。吉原風俗や市井の生活など艶やかな女性のしぐさや想いを写し一世を風靡した喜多川歌麿。繊細な感覚と事実を踏まえた独自のデフォルメで役者の演技の一瞬を劇的に捉えた役者絵を描いた謎の絵師、東洲斎写楽。《冨嶽三十六景》をはじめ、風景・花鳥・人物と森羅万象を描き続けた葛飾北斎。《東海道五十三次》や江戸名所など、江戸後期の浮世絵に新風を吹き込んだ風景画の歌川広重。豊かな発想力と斬新なデザインで武者絵の世界を切り抜き幕末・明治の浮世絵界をけん引するリーダーとなり、国内はもとより海外でも高い人気歌川国芳。
美人画、役者絵、風景画など各分野で浮世絵の頂点を極めた5人の絵師の代表作を中心に約140点を紹介します。江戸時代を彩った浮世絵5大スターの競演をお楽しみください。
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